主観と客観

皆さんこんにちは。

 

最近、うちの教室の生徒でも「そうか、自分の好きに撮って良いのか。」と気づきを得る人が増えてきました。

 

といいますのも、自分の写真に対して

「こういう時はこんな風に撮っちゃっていいんですかね?」

ですとか

「どう撮るのが普通ですかね?」

といった事を気になさる方が多いのです。

 

自分の写真なのに客観(第三者の感じ方)ばかりを気にしてしまい、主観(自分がどう感じるか)で答えを出せていないということです。

人様に見せることやコンテストなども大事ですし、それが目的なら客観視はとても大事になってきます。ですが、こと「写真を撮る」「撮りたい!」という気持ちは自身の内から発するものですよね。

その時の正解を求める思考が客観では、感じ方は人それぞれなのでいつまでたっても自分の答えは出来てきません。

 

そこで私は「これは何を感じて撮ったんですか。」「これとこれとこの写真だとどれが一番好きですか?」といった主観を見つめ直すことや主観を頼りに自身の写真を選別する練習をしてもらっています。

そうすると…気づくんです。

「あぁそうか、私はこれを撮りたかったんですね!」と。

 

そうなんです。自分の「好きなものを好きなように好きなだけ」撮って良いんです。

そこからさらに自分の写真をよ~く見つめて「もっと自分好みになるには?」と試行錯誤していけば良いんです。

 

と… そんなことを言いつつも、いまだに私も客観を気にしてレタッチが過剰になったりすることもありますが(笑)