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群馬県赤城山、覚満淵にて撮影。
群馬県赤城山、覚満淵にて撮影。

Photo Gallery - 風景 -


青の世界

私にとっての「青」とは、デイライトフィルムで撮ることの出来る青です。つまり、デジタルにとってのホワイトバランス「晴天」(5,000~5,500K)を使いブルーモーメントと呼ばれる時間帯に写すことの出来る青なのです。

 

まだ目ではほとんど見えないような暗い状況で長秒露光をし光を集めること。

太陽がまだぎりぎり地球の影におり青い波長の光だけが届く時間。

雲や霧がその光をレフ(反射)もしくはデフューズ(拡散)してくれる自然現象。

 

そのほんの数十分の間にだけ得られる色をいつも追い求めています。

(掲載している全ての写真は撮影後のホワイトバランスや色の調整をしていません。)


白の世界

私が風景撮影の際に最も注視している条件は「霧」

 

その奥に何かがある、いるのではないかというイメージの昇華。

単なる切り取りではなく一つのシーンに叙情感と奥行きをもたらす効果。

冬には霧氷となり雄大な自然の営みをも感じさせてくれる。

  

そこに光が加わることによって見えてくる無限の白が私の心を捉えて離しません。


銀の世界 - 銀残し -

銀残しとは、古来よりあるフィルム現像の技法(銀を反応させた後その銀を洗い流す作業を飛ばす事)で海外ではBleachBypassとも。

 

私はその技法をデジタル上で再現した独自手法に取り組んでいます。端的に言えば「コントラストが強くなり色がほとんど出ない」状態となるのが特徴。映画「マトリックス」(ウォシャウスキー兄弟監督)や「座頭市」(北野武監督)などにも多用された技術です。静けさを感じる中にもインパクトのある表現だと感じます。

 

フィルムの技法をデジタル表現することで全く新しい世界に出会える‥‥‥こんな世界があったのか、と。

 


碧の世界

自然の緑が見せてくれる色。そこに太陽の光が加わることによって様々な碧に出会えることがあります。

その色は私に大地のもつ生命力を感じさせてくれます。

 

さらに私は風景を絵画的に切り取ることにも注視しています。「絵のように見える。が、写真。」

 

絵画のように研ぎ澄まされた構図に写真が本来持つリアリティが備わることによって「あぁ、世界はこんなにも美しいのか。」と気付かせてくれるのです。


桜の世界

桜は日本人の「魂」とは良く言ったもので、気がつけば桜の前で魂を奪われたように一心に撮影している自分がいます。

 

気品がありつつも寂寥感があり、何かを求めるようでもあり、ただただ散っていく潔さもある。そんな日本人の美徳を具象化させたようなその姿に惹きつけられるのは当然のことかもしれません。


紅の世界

日本語には季節を表現する言葉がたくさんあり、そのどれもが美しいと感じます。特に秋では色に着目した言葉が多く、紅葉・黄葉・朱(あけ)・橙(だいだい)細かくなっていくと紅鬱金(べにうこん)・黄櫨染(こうろぜん)・赤朽葉(あかくちば)といった言葉も。

 

そんな深い深い色を伝える手段として時に写真は言葉を超えると信じます。人間が季節に触れて得る様々な感情が伝わることを願いつつ。


月光の世界

ふと見上げると月の光。車中泊を元に撮影に出掛けるとその光に惹かれて撮影を始める事があります。

 

目ではもちろん、ほとんど何も見えない。ですが、とても長い長いシャッタースピードでカメラが一生懸命に光を集めることでようやく見えてくる世界がそこにはあるのです。

追記:私の写真にときにザラッとした粒状感のあるものがあります。それらは超高ISO感度撮影した際のノイズを利用した表現です。


花火の世界

数年前から取り組んでいる花火の長秒露光+流し撮り+手持ち一発撮りの表現です。

 

次にどのような花火が上がるかも分からず、花火自身がどのように弾けるのかも分からず、ただとにかく勘だけを頼りに撮影しています。ですが、そんな写真の中に「あたかも生命があるかのように躍動する火花」が映し出されることがあるのです。

 

今現在は Fireworks series「火の鳥」 と Fireworks series「Explosion」と題して纏めております。

 

Fireworks series「火の鳥」:The phoenix Ⅰ

Fireworks series「火の鳥」:The phoenix Ⅱ

Fireworks series「Explosion」:Explosion Ⅰ