タイトルを紡ぐ。

「紬(つむぎ)」
「紬(つむぎ)」

皆さんこんばんわ。

 

私はお陰さまで「タイトルが良いですね。」ですとか「タイトルってどうやって考えているんですか?」「メモしていってもいいですか?」なんて仰っていただいたりします。

 

自分自身「タイトルは作品の半分」位に考えているのでとても嬉しいことです。

 

特に風景写真は「自然が見せてくれる奇跡的な情景を受け取る。」部分が多いですから、自分が「完全に自由に出来る」というタイトル付けはとても大きな意味を持っていると思っています。

 

さて、今回の写真は長野県高ボッチ高原にて、霧氷のついた森を通る林道脇で撮影した1枚です。

曇天の柔らかく青い光に照らされた霧氷を背景に、目の前の木々がシルエット気味に見える素晴らしい光景でした。

 

タイトルをつけるにあたってまず最初に考えたのは木々の枝の繋がりを意識した「絆」「手を繋いでる」「共に生きている」「糸を編む」「絆を紡いでいる」などでした。

 

そこから私は良く自分の好きな漫画のタイトルや歌のタイトル・歌詞などから言葉や響きを拝借してミックスすることが多いです。

 

そして以前から頭の中にストックしてあったものが「つむぎ」

(とある漫画のヒロインの名前まんまなのですが(汗))

ただ、ひらがなの「つむぎ」は以前桜のマクロ作品に使ってしまったので今回は漢字にしよう・・・と。

 

そこから「紡ぎ 意味」「紡 意味」「紬 意味」といったようにネットで検索をかけて漢字の成り立ちや元の意味を調べます。

ここがリンクしていないと私自身がしっくりこないからです。

 

そして出てきたサイトがこちら

 

最初はなんとなく字面やイメージから「紡ぎ」にしようかなと思っていたのですがこの記事を読んで「紬」に決定。

 

ふりがなは付けなくても読めるかなとも思いましたが、以前にアップしていた高ボッチ高原の写真がみんなふりがな付きだったので揃えてみました。

なんとなく自分は「紬」をみて「そで!?」とか一瞬思っちゃったりしますし(汗)

 

とまぁ、こんな感じです。