レタッチ

「青祥」(せいしょう)
「青祥」(せいしょう)

皆さんこんばんわ^^


たまに教室などでも「レタッチはどこまでやっていいのですか?」なんて聞かれますが、皆さんはどうお考えでしょうか?


私は、「それらのレタッチに意味があるのならどこまでやってもオッケー!」と考えています。


簡単に言いますと・・・レタッチを行う前と後で見比べてみて、「よし、良くなった!」と思えれば良いのではないかなと。


ただ、右上の写真「青祥」は私にしては珍しく「ノーレタッチ」です。


たまたま自然の与えてくれた条件やカメラの設定などが上手く合わさり、そのままでも自分にとって満足のいくクオリティの画像が得られた珍しいケースです(汗)


普段ですと、WB「晴天」のままですと青が強くですぎてしまうので色の濃さを落としたりしますし、水面に浮いているゴミや泡、撮像素子上にうつりこんでしまったゴミの跡などを取ったり、淡い太陽光のコントラストを調節するのに焼き込み覆い焼きなどを細かく行ったりします。


個人的にはこういった、作品になってしまえば見えない舞台裏での小さなこだわりは少しでも自身が満足いくように積み重ねていきたいと考えていますが・・・こんな一枚に出会えることもあるから写真は面白いなと実感します。


また、そういった意味では「実際にやってみない限り本当に良くなるのか悪くなるのかは分からない。」と思います。


だからこそ現場でもパソコン上でも、自分の出来る限り考えつく限りの試行錯誤を行い、悪くなる事を減らし良くなることを増やす努力を怠ってはいけないな・・・と思います。