米津 光

皆さん、こんにちわ＾＾

 

いやぁ・・・米津先生の個展、すごかったです・・・。

 

ちょっと言葉で伝えるのが難しいのですが、まさに米津ワールド。

 

私達の生きているこの世界に、このような瞬間が、このようなラインが存在するのかと。

実際には自分たちも目にしているはずの何気ない風景。

でも、カメラと米津先生の心を通した時に見えるものはこんなにも神秘に満ち溢れているのだなぁと。

 

この思いは、実は米津先生の写真に初めて会った時からずっと変わっていません。

今も変わらずにその感性を研ぎ澄まし、さらに新しい世界を見せ続けてくれる。

そんな先生の作品に出会えた事をとても幸運に思います。

 

そしてさらに、自分自身の表現ももっともっと広げられる・・・もっともっと自由なんだと教えてもらえた気がします。

 

後・・・最後に米津先生が一言、

「長瀬さん、上手くなったよね＾＾」

と言ってくれました。

 

それはただのお世辞かも知れませんし、なんてこともない一言だったかもしれません。

 

ただ実は私は、自分の師事していた先生に余り褒められた事がなかったんです。

当時の写真を見ていたら・・・「まぁ、そうだよなぁ（汗）」と感じるのですが・・・。

 

ようやく自分自身で少し納得のいく写真が撮れた時、その次の授業でその写真が見せられるのを楽しみにしていた時・・・その先生は亡くなってしまいました。

 

それからは一人独学でずっとやってきました。

もう自分の写真を自分自身で「好き」か「嫌いか」、「良い」か「悪い」かを判断し表現しなければいけなくなっていました。

 

でも、そんな米津先生の一言を聞いて・・・なんともいえなく嬉しく・・・

「あぁ、続けてきて良かった。写真を撮り続けてきて良かった。」

と実感しました。

 

 

とか言いつつも・・・密かに「なんとか米津先生の写真の格好良い所を少しでも盗めないかなぁ。」と貪欲に分析している自分が居たりしますが（汗）

 

まだまだ・・・まだまだです。