皆さん、こんにちわ^^
実は私が米津先生を心の師匠に決めた(勝手に)のはもう4年前・・・。
都内で行った先生のワークショップでお会いしたのが初めてでした。
何かを得ようと必死になって色々と絡んでくる自分に対して、先生はとても親切に、真摯で熱い言葉で答えてくれました。
その時一番響いた言葉は・・・
「写真にやっちゃいけないことなんてない。」
米津先生の作品には、写真として一般的にあまり良い方向で使われないキーワードが沢山盛り込まれています。
例えば「日の丸構図」(一般的すぎて個性がでない)「二分割構図」(どちらが主題か伝わりにくい)
これらは一般的に「何を伝えたいのか」を際立たせる為にはあまり前向きに使われません。
でも、それらを多用している米津先生の作品・・・・めちゃくちゃ格好良い。
「誰もが周りを意識して避ける構図を平然と使ってみせる!そこに痺れる憧れるゥ! 」
そうなんです、どうしたって写真って見てもらう事を考えるから「こうでなきゃおかしいかな?」とか「私はこう教わったからこうしなきゃ。」とか考えちゃうんです。
私自身もその当時、自分の先生に教わったことや自分で勉強した事、コンテストなどに挑戦していた時でもあったのでそんな考えでがんじがらめに自分の写真を縛っていました。
でも、一番大事なのは「自分自身がどう感じるか。」なんだと。
まずは自分が時間を忘れる程に熱中し写真を楽しみ、とにかく自分自身が「美しい」「格好良い」「素晴らしい」と感じることが大事なんだと教えてもらった気がします。
でも、私も今は生徒に教える身。
やはり「基礎」や「常識」「定石」は大事です。
なので・・・まずはそういった事を覚えて貰う事。
そして、覚えたらそれらを実際に自分で破ってみるように薦めています。
とはいうものの「言うは易く行うは難し」だったりするんですけどね(汗)
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